筑波山塊縦走断念記②
14:31『関』に戻ると,すぐに『つぼろ岩』まで60mという分岐に出た。
膝が痛すぎるので行くのをやめようかとも思ったが,60mなので行ってみた。
大きめの岩がいくつかあり,登ってみると加波山などが見渡せて景色が良かった。
結果的にはこの『休憩』が功を奏したのか,膝の痛みは和らぎ,なんとか降り続けることができた。
途中,十字路の峠の様な所に出た。
『関』の看板ではまっすぐの様であったので,急な斜面を登り返すが,道が選別できなくなり,引き返した。
十字路まで戻ったのち,今度は降りてきた方向から見て右に降りて行くと,
先ほどのぼり返したピークを右に巻くような下りになった。
膝はまた痛くなり,更に股関節も悲鳴を上げ始めた。
時間的にはまだ余裕があるし,暗くはないのだが,
降りにもかかわらず,ペースが上げられない。
少し焦りだすが,やがて『みかげ憩いの森』への分岐が出始めた。
14:59最初の分岐は,『恵みの森』への分岐。
急な下りの後橋を渡るようで,ちょっと遠慮したが,
次の分岐は林道に出ないでまっすぐ降りられるようなので,
木の階段を降りて行くことにした。
15:07少し降りると,休憩所があったので,しばらく休んだ。
15:21ついに,集落まで降りてくることができた。
歩くペースはかなり遅いものの,道が平坦になったことで楽になった。
ここまで来れば,暗くなっても大丈夫。
集落で,散歩中のお爺さんに話しかけられた。
おじいさんと同じペースの自分。。。
筑波山から降りてきたと言うと,お爺さんも加波山を登ったことがあるとかないとか。
よく聞き取れなかった。。。
お爺さんと別れ,更に進み,県道41号に出ないように集落沿いを進む。
嫁さんと電話し,迎えに来てもらうか迷ったものの,
スマホで検索すると,普通の足であと1時間45分程で岩瀬駅に着くようだったので,
連絡だけして歩き続けることにした。
県道41号に出て,15:55樺穂小前。
まだ辺りは明るい。
しかし,ペースがさらに落ちてきた。足が上がらない。
休憩を取りたいとも思ったが,きっと休んだらもう歩けなくなってしまいそうだ。
16:56雨引小前。
樺穂小から雨引小まで3.8km。46分の距離を1時間。遅い。
県道41号は,雨引小周辺までは,左右どちらかに歩道があったので,歩道を歩くことができた。
しかし,雨引小を過ぎたあたりで,左右共に路側帯に。
そして,どんどん暗くなる。
すぐに真っ暗になり,車がいなくなると路側帯の白いラインの上をとぼとぼと歩いた。
車が来ると,怖い思いをしながら何とか路肩に避けて歩いた。
17時過ぎ,神様がやってきた。
後ろから来た車が自分の横で停まり,
窓を開けて顔を出した男性が,「乗って行きますか?」と。
なんと,きのこ山の休憩所であいさつした男性。
「いいんですか?」と言いながらも,すでにリュックを降ろしている自分^^;
心配してくれていたらしく,41号線を戻って自分を発見し,声をかけてくださった。
歩いて1時間はあったであろう道を,岩瀬駅まで乗せてくださった。
本当に何とお礼を言ったらいいかわからない。
ありがとうございました。
その後,電車を乗り継いで最寄駅まで戻った。
岩瀬駅で階段を降りる時に激痛がして,それ以降は段差はすべてエレベーターかエスカレーターで。
乗り換えのときも,かなりゆっくりとでなくては歩けず,
登山の格好している超遅い中年という,恥ずかしい姿だった。
最寄駅から家まで徒歩7分なのだが,20分待って同居人に車で迎えに来てもらった。
後日PCで調べると,21km程歩いていた。
ほとんどがアスファルトの道であった。
足が通常に治るまでに,約1週間かかった。